
CSOフォーラムは賞金だけではなく、大阪NPOセンターがもつクラウドネットワークを活用したサポートがついてきます。これまでは受賞した際の副賞としてサポートがついてきていましたが今回からはファイナリストはもちろんのこと、応募者全員にフォローアップの機会を設けています。そのサポートの様子をピックアップしてお伝えします。
1、CSOフォーラム申請者142名に対する無料相談会(2025年1月&3月実施)
昨年9月の申請時には142件の社会課題を解決したいという想いをお持ちの個人や団体、企業等がいらっしゃいました。どの申請も社会課題を解決したい、よりより社会にしたいという想いが感じられました。 当センターが普段から提供している市民活動やソーシャルビジネスの運営に対する相談の機会を提供しました。北浜事務所での対面相談日(1/21、3/17)に加え、オンライン相談日(1/22、3/18)も設定し、遠方からの相談にも対応することができました。合計9団体からの相談があり、内容は事業の拡げ方や組織の体制について、助成金を獲得するにはなど多岐にわたりました。1時間という限られた時間ではありましたが、「普段このような内容をどこに相談すればいいかわからなかったのでありがたい機会でした」という声が多く、事務局としても大阪NPOセンターに蓄積された知識や情報を求めている方々がまだまだ多くいることを知る機会にもなりました。
2、ファイナリスト (一社)NIMO ALCAMO サポートの様子
(一社)NIMO ALCAMOは様々な理由で既存の制度やルールの中での生きづらさ、働きづらさを抱える人が、その人に合わせたルールで活躍できるように「働き方」を変えるワークルールシフトの仕組みづくりに取り組まれています。前例のない新しい仕組みづくりだからこそ、法的に問題はないかという確認が必要です。大阪NPOセンターのクラウドネットワークを活用し、ソーシャルな事業に精通した専門家(今回は弁護士)に相談にのっていただく機会を提供しました。