大阪NPOセンターのインターン生に、インターン開始からひと月を前に、インタビューしました。
●自己紹介をお願いします
はじめまして。大阪NPOセンターインターン生の松澤です。5月上旬から北浜事務所にて活動しています。
●インターンに参加したきっかけは何ですか
NPO法人に関心を持ったきっかけは、大学で会社法の講義を受けた際に、近年の日本におけるNPO法人数の増加を知ったことにあります。それを機に、NPO法人が日本社会において企業や行政機関に引けを取らない、重要な役割を果たしていると意識するようになりました。そこでNPO法人の運営形態や法整備、法的位置づけについて、企業や行政機関と比較した特異性も含め、理解を深めたいと考えたのですが、大学ではNPO法人の専門講義が開講されていませんでした。また、実際に業務や職員の方との関わりを通じて学びたいと思ったことから、NPO法人でのインターンを考えるようになりました。
センターに注目した理由は、センターが担うNPOへの支援活動に、必要性と重要性を強く感じていたことにあります。また、様々な企画が実施されていることに魅力を感じこともあり、本インターンへの応募を決めました。
●どのような業務を担当していますか
インターンを開始してから、セミナーや会議の資料準備や事務所の整理収納、チラシのポスティングなど多岐にわたる業務を教えていただき、とても勉強になっています。最近は、特に外部からの情報誌やチラシ等の配架コーナー整理を担当しています。また、日によってNPO法人についての自習時間もいただき、学習も進めています。
●インターンを始めて受けた印象について教えてください
私が勤務する北浜事務所は現在、5人の職員で運営されています。そのため、職員の方は、行政機関やある程度の規模の企業であれば、部署ごとに複数人で行う業務を一人で担当されています。さらに、それぞれがカバーする業務も広範で、各人の責任も大きいため、無駄なく動ける即戦力が必要だと実感しました。そのような忙しい中、職員の方が指導や業務説明に加えて自主学習もサポートしてくださるため、毎回新たな気づきと学びがあり、職員の方を間近で見られることで非常に刺激を受けています。
インターン開始前に、センター主催のセミナーに参加する機会があったのですが、参加者は熱心にメモを取りながら講義を受け、また、セミナー終了後には積極的に質問もされていました。熱心に受講されている方がいることを知ることができたことで、資料やセミナールームの準備にも力が入ります。
●今後の展望についてひと言お願いします
インターン開始からひと月弱が経ち、インターンにも徐々に慣れてきました。今後も北浜事務所の一員としてより効率的に業務を分担し、貢献できるよう、積極的に行動して新たな業務にも挑戦していきたいです。また、業務と並行して学習を続け、NPO法人とセンターに対する理解を深めていきたいと思っています。