大阪NPOセンターは、能登半島地震により被災した地域の応援をするCSOに対して地域復興に必要となる事業活動の資金を支給する「能登半島地震応援金」を実施しています。
今回、センターが応援する9団体の活動レポートをお届けします。被災地支援に取り組む方々の思いや現地の状況をご覧いただき、活動の応援、ご支援をお願いできれば幸いです。
採択された団体の活動状況はセンターの各種SNSでも随時発信していきますのでチェックください。
※団体による活動レポートは随時更新します。
- 一般社団法人四番隊(千葉県)
【事業名】能登半島地震 復興支援活動
【活動状況】
現在、弊団体は派遣スタッフ一名を石川県に継続して常駐させ、他団体と協力しゴミの搬出運搬作業、ブロック塀の解体やブルーシートの張替え、屋根養生の作業を行っております。ご支援いただきました応援金で屋根上作業用墜落防止装置を購入、雨漏れが発生している家屋の屋根のブルーシート展張、被災家屋の屋根瓦の撤去作業時に活用させていただいております。
また、ボランティア育成のため、屋根作業時の安全講習を実施したうえで、屋根養生の指導も行いました。高所での作業、ならびに被災して傾いている家屋、急に倒壊した建物もあるため、常に安全を最優先に、今後も被災者の生活を早急に安定させるため、活動を続けてまいります。
【WEBサイト】https://4bt.jimdofree.com/
【Facebook】https://www.facebook.com/profile.php?id=100084936543536
- 一般社団法人日本カーシェアリング協会(宮城県)
【事業名】車の無償貸出支援事業
【活動状況】
日本カーシェアリング協会は、能登半島地震で被災された方々や支援団体に対し、無償で車を貸し出す事業を1/15より開始しています。七尾を主な拠点とし、被災された方々が利用しやすいよう他に8つの拠点を設置しました(そのうち能美拠点は7/31で閉鎖)。
貸出には、最大3日間貨物車両を借りられる短期貸出と、最長で10/15まで乗用車を借りられる長期貸出の2種類があります。8/26時点で、410台の車を現地に運び、延べ3,593台の貸出しを行いました。今回の応援金は、車両の修繕・維持費、移送費等に充てられ、支援活動の継続に大変役立っています。
発災から7か月以上が経過した今でも、お申込みは続いています。被災された方々のお力になれるよう、最後までしっかりと活動を続けてまいります。
【WEBサイト】https://www.japan-csa.org/
- あらいぐま大阪(大阪市)
【事業名】能登半島地震の被災地で大切な思い出の品(写真等)を救い、きれいにしてお返しする活動
【活動状況】
あらいぐま大阪では、毎週日曜日の写真洗浄会を継続開催しています。能登半島地震とその後の倒壊した家屋内での雨漏りの被害を受けた写真アルバムを預かり、写真を洗っております。
写真洗浄には大きく6つの工程があります。乾燥、切り出し、洗い、干し、仕上げ、アルバム入れです。現在、乾燥の作業は終わり、切り出し以降の作業を毎回少しずつ進めております。白黒写真や紙ものなど、水洗いすることができないものもできるだけカビの部分を取り除く等保全の作業を行っております。ボランティアに参加される方を募集しております。初めての方もぜひお越しいただけましたら幸いです。
【Facebook】https://www.facebook.com/osakasenjo/