大阪NPOセンターは、能登半島地震により被災した地域の応援をするCSOに対して地域復興に必要となる事業活動の資金を支給する「能登半島地震応援金」を実施しています。
今回、センターが応援する9団体の活動レポートをお届けします。被災地支援に取り組む方々の思いや現地の状況をご覧いただき、活動の応援、ご支援をお願いできれば幸いです。
採択された団体の活動状況はセンターの各種SNSでも随時発信していきますのでチェックください。
※団体による活動レポートは随時更新します。
- 一般社団法人こころのケアまごころ(福島県)
【事業名】輪島市仮設診療所への看護師派遣及び子どものこころのケア事業
【活動状況】
輪島市内の仮設診療所への看護師派遣や、七尾市被災住宅へのアウトリーチ活動、能登町の避難所でのヒアリングなどの活動を行ってまいりました。仮設診療所の大石腎斉医師からは、地震により損傷し、使えなくなったレントゲン装置の再設置にむけた相談なども受け、方法を話し合っています。
写真のように輪島市では多くの家屋が倒壊し、復旧には時間がかかると思われますが、私たちは粘り強く復旧・復興、とりわけ地域医療の回復を応援していきたいと思っています。レンタカー借用がひっぱくしている時期に、自家用車での支援活動を行っておりましたが、道端の礫に車体をこすってしまい、修理を余儀なくされた等、いろいろありますが、被災住民の方々や地域の医療・福祉関係者からの感謝の言葉をお聞きすると、やはり、やりがいを感じます。
9月末までの支援活動ですが、より成果を出せるよう頑張ってまいります。
【WEBサイト】https://www.fukusima-magokoro.org/
- 福井大学医学部能登半島地震災害支援チーム(福井県)
【事業名】被災地を笑顔に! 心と心の絆をむすび隊 石川県能登町復興支援プロジェクト
【活動状況】2024年4月から石川県能登町で支援活動を開始した。具体的な活動内容としては以下の4点である。
1.能登町内の仮設住宅の個別訪問(2024年4-6月)4回
訪問地域は小木・瑞穂・鵜川・藤波の4箇所で、仮設住宅に入居された方々の健康状態や生活状況の困り事を伺い、能登町健康福祉課と情報を共有した。
2.DVT検診の開催(2024年6月15日)
鵜川仮設住宅集会所にて、仮設住宅に入居中の方々のエコーによる血栓の確認と、運動や水分摂取、弾性ストッキングの装着の説明を行った。
3.健康教室の開催(20247年7月13日)
まつなみ仮設住宅集会所、ふじなみ仮設住宅集会所、コンセールのと、小木公民館の4会場にて健康教室(健康講和、アロマハンドマッサージ、DVT検診、体組成計による筋力量測定、健康相談)を開催した。
今後は、ふじなみ仮設住宅内の被災者の方々へ、健康相談や教育をベースに、コミュニティづくりの一環として、季節を感じられるレクレーション等を企画しながら住民同士の交流を深めていく。
【Instagram】https://www.instagram.com/fukudai_disaster